CD購入(2010.6.9) [Rock]
6月9日、ロックの日にリリースのOASISのベスト盤『TIME FLIES... 1994-2009』。
アルバム未収録の“Whatever”、“Lord Don't Slow Me Down”が収録されていることと初回生産限定盤にはライブCDが付いているのがポイント。
とりあえず、ライブCDのみ聴いたのですが、序盤からリアムのボーカルに伸びがない。後半、ノエルがボーカルをとる“Half The World Away”以降は少し回復しているので、新しいボーカルスタイルという訳でもなさそう。こじつけと言われればそれまでだけど、対照的に伸びのあるノエルのバックボーカルと重なると全く噛み合っていないし、ところどころノエルのボーカルがリアムのそれを食ってしまっている様子は、当時のギャラガー兄弟の状況を如実に現しているように思える。“Morning Glory”では、サビの部分で完全にノエルがリードボーカルになっている。それはそれで“Acquiesce”のようで鳥肌ものだけど、同時に寂しくもなる。極めつけは弾き語りの“Don't Look Back In Anger”。感動。ノエルとオーディエンスの大合唱。だけど、これからはノエル・ギャラガーとしてこれを演るんだろうかと思うと寂しくてたまらない。結果的に最後になってしまったオフィシャル・ライブCDで“Don't Look Back In Anger”の弾き語りは皮肉すぎる。バンド・バージョンで聴きたかった。
やっぱり、いつか再結成して欲しいよね。
『The Runaway Found』 The Veils [Rock]
今日の一枚はこれです。
2004年にリリースされた彼らのデビュー盤。デビューしてすぐにフロントマンを残し、メンバーが全員脱退。確かサマーソニックに参戦が決まっていたので、一人で弾き語りライブをやってたような。(ちなみに、このフロントマンの父親はXTCのメンバーらしい。)てっきり、その後は活動していないと思い込んでいたのですが、新メンバーで2ndもリリースしていたらしい。さっき知った。
作品全体に情緒的な空気が漂っていて、とても良いアルバムです。特に好きなのは#3“LAVINIA”~#4“MORE HEAT THAN LIGHT”の流れ。この作品を象徴する2曲ではないかと思います。例えるならば、蝋燭の炎。“LAVINIA”では、微かに明るさを保つ部屋の中で微かにだが確かに、妖しく危うく灯る蝋燭の炎。“MORE HEAT THAN LIGHT”では、光を失った部屋で激しく燃え盛る蝋燭の炎。「光よりも熱く(MORE HEAT THAN LIGHT)」と叫ぶ。
良いアルバムだなぁ。2ndも聴きたいな。
2004年にリリースされた彼らのデビュー盤。デビューしてすぐにフロントマンを残し、メンバーが全員脱退。確かサマーソニックに参戦が決まっていたので、一人で弾き語りライブをやってたような。(ちなみに、このフロントマンの父親はXTCのメンバーらしい。)てっきり、その後は活動していないと思い込んでいたのですが、新メンバーで2ndもリリースしていたらしい。さっき知った。
作品全体に情緒的な空気が漂っていて、とても良いアルバムです。特に好きなのは#3“LAVINIA”~#4“MORE HEAT THAN LIGHT”の流れ。この作品を象徴する2曲ではないかと思います。例えるならば、蝋燭の炎。“LAVINIA”では、微かに明るさを保つ部屋の中で微かにだが確かに、妖しく危うく灯る蝋燭の炎。“MORE HEAT THAN LIGHT”では、光を失った部屋で激しく燃え盛る蝋燭の炎。「光よりも熱く(MORE HEAT THAN LIGHT)」と叫ぶ。
良いアルバムだなぁ。2ndも聴きたいな。
今日の一枚(2010.6.1) [Rock]
昨日、仕事帰りにふと思いつき、今日から出勤のドライブ(一時間弱)中に毎日違うアルバムを聴いてみることにしました。で、それを毎日レビューなり何なり出来ればななど。三日坊主なのでいつまで続くか分かりませんが…。
という訳で、今日の一枚はこれっす。
デンマークの国民的ロックバンドらしいカシミールってバンドの日本デビュー盤(バンド通算では4th)
『Zitilites』です。ちなみに、当時、「北欧のレディオヘッド」とか「デンマークのオアシス」とか称されてました。レディオヘッドについては音楽性、オアシスについては国民的人気を例えているので、オアシスを期待して聴くと失敗します。
前述したように、確かに音楽的にはレディオヘッドに近いですが、それだけに「背中を見ている」といった印象が否めない。惜しい。既に4枚目のアルバムなので、この殻を破るのは難しいか…。それでも透明感の中に逞しさを垣間見せるサウンドは十分に聴ける内容。
明日は、Arctic MonkeysかThe Veilsを聴こうかな。
という訳で、今日の一枚はこれっす。
デンマークの国民的ロックバンドらしいカシミールってバンドの日本デビュー盤(バンド通算では4th)
『Zitilites』です。ちなみに、当時、「北欧のレディオヘッド」とか「デンマークのオアシス」とか称されてました。レディオヘッドについては音楽性、オアシスについては国民的人気を例えているので、オアシスを期待して聴くと失敗します。
前述したように、確かに音楽的にはレディオヘッドに近いですが、それだけに「背中を見ている」といった印象が否めない。惜しい。既に4枚目のアルバムなので、この殻を破るのは難しいか…。それでも透明感の中に逞しさを垣間見せるサウンドは十分に聴ける内容。
明日は、Arctic MonkeysかThe Veilsを聴こうかな。
ここ数年のサマーソニック [Rock]
サマソニ10にBIGBANGが出演するとか。メインステージで。
いや、別にBIGBANGを否定するつもりではなくて(そもそも興味がない)、ここ数年のサマソニの露骨な方向転換に戸惑ってしまう。兆候はずいぶん前からあったけど。メインステージ以外においては、ステージ毎に個性を持たせる配慮がされているようですが、PixiesやRichard Ashcroft、PAVEMENT etcとBIGBANGやら矢沢永吉やらが同じフェスに出演することには、何やら違和感を感じる。
昔は純粋なロックフェスだったと思うのですが…。
いや、別にBIGBANGを否定するつもりではなくて(そもそも興味がない)、ここ数年のサマソニの露骨な方向転換に戸惑ってしまう。兆候はずいぶん前からあったけど。メインステージ以外においては、ステージ毎に個性を持たせる配慮がされているようですが、PixiesやRichard Ashcroft、PAVEMENT etcとBIGBANGやら矢沢永吉やらが同じフェスに出演することには、何やら違和感を感じる。
昔は純粋なロックフェスだったと思うのですが…。
Richardが~~~~~!! [Rock]
Richard Ashcroftがサマソニにーっ!!
名義は、新バンドを引き連れてRichard Ashcroft & The United Nations Of Soundだそうな。
行きたい!!
The Verveでのサマソニ08大阪の二の舞はごめんだが…。
嫁さん、許してくれるかなぁ。
ちなみに、かなり久々の更新ですが、引っ越しも終わったもので、ぼちぼち再開したいです。
引き継ぎで当分忙しいので、ほんとにぼちぼちですけども…。
名義は、新バンドを引き連れてRichard Ashcroft & The United Nations Of Soundだそうな。
行きたい!!
The Verveでのサマソニ08大阪の二の舞はごめんだが…。
嫁さん、許してくれるかなぁ。
ちなみに、かなり久々の更新ですが、引っ越しも終わったもので、ぼちぼち再開したいです。
引き継ぎで当分忙しいので、ほんとにぼちぼちですけども…。
CD購入(2010.3.14) [Rock]
CD購入(2010.2.27) [Rock]
S・タイラーがツェッペリンのオーディションを!? [Rock]
AEROSMITHのスティーヴン・タイラーがLED ZEPPLINのボーカルオーデションを受けていたそうです。ただ、歌詞も覚えていない状態でオーディションに参加し、さんざんな結果となり、落選したそうですが…。あと、逆にボーカルオーディションをしているAEROSMITHですが、スティーヴン・タイラーをバンドから追い出すつもりはなく、あくまでライブをやるための応急処置だとか。嬉しいニュースです。(詳細はRO69内のブログ「児島由紀子のロンドン通信」とbounceニュースに書かれています。)
正直、S・タイラーがボーカルのLED ZEPPLINを見てみたかったですが、きっとまたチケット代も競争率もバカ高いプレミアチケットになるでしょうから見れなかったでしょうし、そもそも、来日もしなかったでしょうけど。
ちなみに、「ほんとに分かってんのか!?」って言いたくなる某女優の「最高」連呼コメントは逆に二度と見たくないです。
正直、S・タイラーがボーカルのLED ZEPPLINを見てみたかったですが、きっとまたチケット代も競争率もバカ高いプレミアチケットになるでしょうから見れなかったでしょうし、そもそも、来日もしなかったでしょうけど。
ちなみに、「ほんとに分かってんのか!?」って言いたくなる某女優の「最高」連呼コメントは逆に二度と見たくないです。
『COMPLETE SICKS』 THE YELLOW MONKEY [Rock]
EMMAのギターが僕の肌に突き刺さる。HEESEYのベースが僕の血をたぎらせる。ANNIEのドラムが僕の心臓を打つ。LOVINの言葉と声が僕の心を濡らす。あぁ、これがイエローモンキーだ。
改めて聴いて、ここまで感動するとは思わなかった。デジタルリマスター、Blu-spec CDということも大きいが(明らかに音が鮮明になっている。一番顕著に違いが分かるのは、フェードアウトで終わる曲。音が消えるギリギリまで、音の輪郭がはっきりしている。)、やはり作品そのものの魅力だろう。メロディー、歌詞、アレンジ、表現、どれを取っても、最高峰のロックだ。
"RAINBOW MAN"の構成に最初の衝撃を受け、"天国旅行"では8mmテープが流れているかのようなノスタルジックな世界観の歌詞に、それを補完するかのようなエンディングのアレンジ、ラストの"人生の終わり(FOR GRANDMOTHER)"での「血が泣いてる」のリフレインに胸を打たれる。
まだまだ書き足りないけど、切りがない。
改めて聴いて、ここまで感動するとは思わなかった。デジタルリマスター、Blu-spec CDということも大きいが(明らかに音が鮮明になっている。一番顕著に違いが分かるのは、フェードアウトで終わる曲。音が消えるギリギリまで、音の輪郭がはっきりしている。)、やはり作品そのものの魅力だろう。メロディー、歌詞、アレンジ、表現、どれを取っても、最高峰のロックだ。
"RAINBOW MAN"の構成に最初の衝撃を受け、"天国旅行"では8mmテープが流れているかのようなノスタルジックな世界観の歌詞に、それを補完するかのようなエンディングのアレンジ、ラストの"人生の終わり(FOR GRANDMOTHER)"での「血が泣いてる」のリフレインに胸を打たれる。
まだまだ書き足りないけど、切りがない。